銀色の鈴(お笑い資料室)

お笑い紹介、読書、日々の事々。

ミュリエル・スパーク「もう一人の手」

今日は、二連休の二日目。

無為に過ごしてしまった。

とにかくよく寝た。

今日の出来事としては、SF小説家のアメリカ人女性と、カフェで話す事が出来た。

子供時代、西ドイツに住んでた方で、東ドイツに訪れた時の話をされてた。

東ドイツは、鮮やかな色の物が少なく、白黒とカラーの、オズの魔法使いの世界のようだった、と言っていた。

腹話術師(ventriloquist)コメディアンJeff Dunham(ジェフ・ダナム)を教えて貰った。

頭の良い、思いやりある、明るい女性。

店を出た後、僕の下らない悪い、くよくよ癖が出た。

考えすぎない。意識を流していこう。良い方へ。

 

今日は、ミュリエル・スパーク(1918~2006 イギリス)の「もう一人の手」。

 

ユーモラスな作品。噛み合わない日常会話の妙。

ダメなメイドが、前任だった敏腕家政婦の霊の声に助けられ、美味しい料理を作るようにになる。しかし彼女は独り言が多くなり、狂気を疑われ、病院で薬の処方を受けて、霊が出てこなくなる。

薬をやめたら、また霊が帰ってきて美味しい料理が出たのだが、主人公は霊に不安になり、メイドを解雇してしまう。

主人公の部屋はまた汚い豚小屋に戻る、と言うあらすじ。

 

描写が、可笑しくて、かわいい感じがする。

 

何事も一長一短あるよね。

ここでは幽霊に憑かれて?、狂気っぽい感じだけど上手く仕事をこなすメイド。

ジョージ・ソーンダーズの『パストラリア』って本に入ってる短編にも、仕事にやる気がなく、迷惑行為を起こす同僚のおばちゃんが解雇され、新任のおばちゃんが来るのだが、仕事は完璧にこなすが全く無味乾燥な人物で楽しくない。ってものがあった。

 

スパーク、面白い作家だな。

『死を忘れるな』は読んだ。

今度『ミス・ブロウディの青春』や『マンデルバウム・ゲイト』読むか。